今年の春に結構行った大川。
一回くらいは秋の大川も釣ってみたいと思っていたので、今回は秋の大川を朝から攻めてみました。
狙いはもちろんイワナ・ヤマメ。
イワナ・ヤマメなら別にわざわざ岩泉まで行かなくても久慈川とかでも釣れるじゃん！
って思うかもしれませんが、違うんですよね～。
川っていうのはそれぞれ規模や渓相なんかが違ってくるので、魚よりも場所へのこだわりみたいなのが出てきちゃうんですよね。

朝3：30起き、現地へは5：30着くらい、いい感じで日も登ってきました。

空が明るくなるにつれて、山の隙間から見える幻想的な朝靄とともに森の緑が鮮明に姿を現してきます。

一応、来る前にどの辺を回るかを予め決めてきていたんですが、釣れると予想していた場所はいまいち反応が薄く、朝マズメだから問答無用で入れ食いという訳には行きませんでした。
釣れないわけでは無いが、大物が釣れると予想していた場所は、思ったより型が小さく予想を大きく外してしまう。

それと、朝はいつも使っているスプーンへの反応がいまいちだった。
チェイスさせて食わせるよりも、その場でルアーをじたばたさせるような動きへの反応が良かった印象でした。
なので今回は珍しくミノーでも攻めてみた。
買っててよかったシュガーミノー。


秋の大川も、相変わらず息を呑む美しい渓相。


所々で、くり・どんぐり・くるみ・栃の実など、秋を感じさせる実りが顔を見せる。
道路に落ちている木の実を車で踏んづけると「ぼんっ！」という音とともに身が割れて、すかさず山鳩なんかが飛んできて割れた木の実をついばむ。
道路の脇にある田んぼもそろそろ収穫の時期ではないだろうか？



最近はずーとスプーンに偏食していたので、たまにミノーを使うとこれはこれで面白い。
それぞれのルアーの長所・短所を再認識できた。




こんな感じの場所に結構魚がついていた印象でしたが、やることをやらないと釣れないちょっとシビアなコンディションでした。





夕方になるにつれて、いつものスプーンでも釣れるようになってきた。






魚も山もすっかり秋に染まり始めていますね。
朝方は気温も10度を下回りかなり冷え込みます。
釣行時は上着を忘れずに・・・

そういえば今回の釣行中に大川で婚姻色で真っ黒になったサクラマスの姿を見ました。
話では聞いていましたが、本当に七滝の付近まで登るんですね～
今年は川の水もよく出た年でしたがあそこまで登ったサクラをよくやったと褒めてあげたいですね。