8月も中半、台風シーズン到来で浜悪し。
今年はサクラもそこそこ釣れて、青物が早く回ってきて、根魚もそこそこ釣れてそろそろ海の魚はお腹いっぱいになってきたので渓流のラストスパートにシフトしていきたいと思ってたりします。
まだシーバスを追っかけたいと言う気持ちも残ってますが、8月中半ともなると鮭が遡上し始める季節も近くなるのでいつまでも河口付近でうろうろしても要られませんし。。
渓流もたまーに行ってるんですが、今年は想定以上に浜での釣果が良かったんで例年より足が遠のいていましたが、ここから挽回していきたいとお思ってます。
今回は珍しく少し遠出した釣行を書いてみようかと思います。
遠出と言っても移動時間2時間程度の県内なんですが・・・
最近は県外にも結構遊びに行ってるんですが、ブログタイトルで「久慈市釣りブログ」と謳ってる以上、あんまり遠くの事を書いてもあれなんで、このブログで書くのはせめて県内釣行だけに留めておこうかと思います。
今回行ったのは米代川水系の支流兄川、米代って秋田やん!県外やん!って思うかもしれませんが、米代の源流は実は岩手の八幡平のあたりなので県境ギリギリの岩手県内だったりします。
久慈からだと高速使って2時間、下道で2時間15分くらいで高速使った場合九戸→安代で1000円位掛かるので15分短縮のために1000円はもったいないので下道行ったほうが賢いです。
途中、久慈川・馬淵川・安代川・米代川など名を馳せる有名河川本流の誘惑がありますが、誘惑を振り切るのが容易では無いです。
コレが兄川の渓相、沿岸河川にはない開けた渓相です。
豪雪地帯なので春の大量の雪代が作り出した渓相なんでしょうね。
普段はV字渓谷や森のトンネル状態の川が多いのでかなり新鮮です。
ん~いいですね!
ワクワクが止まりません。
道路沿いに川が流れているんですが、道路から川が少し離れているので道を走っていても川の様子が見れないので入渓地点を決めるのに少し手間取りましたが、試し釣りだしどこでもいいやって適当に車停めて川があるだろうと思われる方向に歩いて突っ込んで無理やり入渓!
ポイントも何も分からんのでとりあえずしらみつぶしの釣り上がり作戦で行きます。
竿を出してしばらくして思ったんですが・・・
魚、いる??
チェイスは愚か乱暴に遡行しても魚が走る姿も見えません。
開始して30後くらいにやっと初のチェイス、25㎝くらいの岩魚らしき魚影、魚影は薄いが意外と魚のサイズは良さそうだ。
同じ所を通すと、プルプルした感触、チビヤマメヒット。
初フィッシュは15㎝くらいのチビヤマメでした。
その後少し上流の方で倒木あり、倒木の上手に回りこみダウンクロスで倒木の下をミノーでドリフトさせると、バシャバシャ!っと水面を割って大型岩魚、尺イワナヒットです。
写真撮ろうとしたら脱走されました。
夏のイワナは元気いっぱいだ。
そしてまたしばらく釣れない時間が続き、淵っぽいとこでヤマメがヒット。
なんというか魚影が適度に薄くて釣れそうで釣れない、でもたまに釣れるっていう釣れなさ加減がすごく面白くて久々に渓流熱が再燃してきた。
釣りってのは釣れないから面白いんです。
釣れる魚狙うより釣れない魚狙うほうがはるかに面白いんです。
釣れそうで釣れない、釣れなそうで釣れるっていう絶妙なバランス、夏の昼間という難易度の高さも含めて時間を忘れて最高に熱中できました。
1時間半くらいやって、喉乾いたのでジュース買いに下流へ大移動。
下流側に行くと川の石が明らかに細かくなってるのが分かりますね。
下流側では夕マズメの近くなってきた為か、入渓地点からいきなりいいイワナが釣れた。
少し小ぶりな奴も。
下調べではヤマメと岩魚の川と書いてあったが、季節的なものなのか岩魚の魚影が濃いような印象を受けた。
そして日も沈んできて薄暗くなり始める頃、最後のポイント。
木の根の下にキャスト後、急にブレーキをかけられるようなアタリ、魚はくねくねとローリングしながらその場でこらえている。ヤマメだとすぐに分かった。
大きくはないがそこそこサイズでコンディションのいいヤマメだった。
これにて兄川釣行は終了です。
内陸河川も面白い、というか初見の川は釣果とは別の面白さが多くて時間が経つのがあっという間だ。
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COMMENT
無題
やはりこっちとは渓相が違いますね
パッと遠征して釣果出すあたりさすがですね( ̄∇ ̄*)ゞ
せっかく県内共通の券を買ったのでいろんな河川に行きたいと思っているのですが、毎年なかなか行けないでいます(笑)
Re:無題
岩手は広大ですから、いい川が他にもいっぱいあるんですよね~
県内で狙おうと思えばブラウンやレインボーやヒメマスが闇放流されてる河川もあるので色々な所で試し釣りしてみたいですね。